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仮想通貨ファクトム(FCT)に対応したウォレットは?

Factom(ファクトム/FCT)は登記簿や貸付記録、証券などの電子データや書類を記録して分散管理するためのプラットフォームです

あらゆるデータを取り扱うFactomは、その用途の広さから期待を持つ方も多く、さまざまな企業と提携も結んでいます。
国内ではコインチェックが取り扱っていることから、Factomを保有されている方も多いのではないでしょうか。今回はFactomに対応したおすすめのウォレットをご紹介します。

仮想通貨Factom(ファクトム/FCT)の特徴とは?

Factom(ファクトム/FCT)は2015年4月に公開されたアルトコインで、ビットコインのブロックチェーン上に電子データや書類情報を記録して分散管理するためのプラットフォームです。

Factomは「Fact(事実)」という言葉をもとに名付けられた仮想通貨で、正確にはFactomはプラットフォームの名称。そのプラットフォームを利用するために必要なのがFactoid(ファクトイド:FCT)というトークンです。

Factomを利用することで、改ざん不可能な電子記録を作成・維持をすることができ、例えば登記簿登記や印鑑証明などをブロックチェーン上で管理することができます。このシステムが汎用化されれば記録に対する保護、監査、コンプライアンスへの対応などを簡略化し、文書の管理コストを大きく削減することが可能となります。

FactomではFactom Harmony(ファクトム・ハーモニー)とdLoc(ディーロック)の2つの機能が開発されています
Factom Harmonyは、2017年3月に発表されたアメリカ住宅ローンデータの記録に関するプロジェクトで、ファクトムを利用して住宅ローンの一元管理を行うプロジェクトです。このプロジェクトはビル・ゲイツ財団と提携しながら進められており、すでに160兆円にも上るアメリカ住宅ローンの情報管理に採用されています。

dLocは、RFID分野の最先端企業「SMARTRAC(スマートロック)」と共同で進められているプロジェクトです。「オフラインとオンラインを繋ぐ」というコンセプトのもと、出生証明書・土地の権利・医療記録などの重要な情報が記された書類をデジタル式のステッカーで認証・管理できるシステムを構築することが、dLocプロジェクトの概要となります。
この機能を応用していくことで、さまざまな情報管理を安全かつシンプルに実施することができるようになります。

Factom(ファクトム/FCT)を安全に保管できるおすすめウォレットは?

エンタープライズウォレット(EnterpriseWallet)


エンタープライズウォレット(Enterprise wallet)は、ファクトム(FCT)の発行元であるFACTOMが公式に開発した専用のソフトウェアウォレットです。パソコンにソフトウェアをインストールするタイプのウォレットでMac、Windows、Linuxに対応。デスクトップアプリとして利用できます。

エンタープライズウォレットで保管しておけば、取引所でハッキングなどのトラブルがあっても、被害を免れることができます。また、常にオンライン状態でなければ利用できないウォレットとは異なり、エンタープライズウォレットはオフライン状態でも利用することが可能です。そのため、ウォレットそのものがウィルス感染でもしていない限り、オフライン環境のままで安全に仮想通貨を管理することができるのです。

インストール後、FactoidアドレスやEntryCredit(エントリークレジット)アドレスの設定が完了すれば利用でき、Factom内で使われる仮想通貨Factoidの送受信を行うことができます。

公式から提供されているウォレット、またソフトウェアウォレットということで、セキュリティ面では大変評判の良いウォレットですが、設定方法や使用方法がやや複雑です。
エンタープライズウォレットは日本語未対応なため、パソコンへのインストール方法が英文のマニュアルとなっています。
また、スマートフォンからは利用することができずパソコンのみからの利用となるため、携帯性は低いです。

エンタープライズウォレット(Enterprise wallet)公式サイト

ファクトイドペーパーミル(Factoid Papermill)


こちらもFactomの発行元が提供しているウォレットです。
ファクトイドペーパーミル(Factoid Papermill)はペーパーウォレットなので、オフラインで管理することができます。そのため、セキュリティ能力が非常に高いです

ウォレットには常にインターネットに接続されているホットウォレットと、オフラインで仮想通貨を保管するコールドウォレットがあります。インターネット上で管理することができるホットウォレットは使いやすさに優れていますが、オンラインで管理するためセキュリティ面では少し不安があります。
一方、コールドウォレットはインターネットから切り離して管理するため、ハッキングの被害を受ける可能性が低く、圧倒的なセキュリティ性が担保されているのです。

ペーパーウォレットは、秘密鍵やアドレスといった仮想通貨を利用するために必要な情報のすべてが、紙に印刷された状態で管理されるウォレットのことです。紙なのでハッキングされる心配がなく、仮想通貨を長期保有して管理しておくことに適したウォレットと言えます。

ハードウェアウォレットは購入する際に費用が発生しますが、ペーパーウォレットであるファクトイドペーパーミルは無料で作成することができます。
ファクトイドペーパーミルは紙として保管するので、長年放置しておくと文字が劣化して読み込めなくなることもあります。
また、紛失してしまうと、データ(秘密鍵やアドレス)を復元することができませんので、複数印刷し大切に管理してください

ファクトイドペーパーミル(Factoid Papermill)のダウンロードはこちら

取引所のウォレット機能を利用する

Factomは他の仮想通貨と比べて対応するウォレットが少ないです。しかし、これからブロックチェーンが活用されていく未来に、登記簿や印鑑証明などを証明するシステムとして開発されたFactomは、活用される可能性を十分に秘めています。

以上の特徴を持つFactomを購入するには、現在、海外の取引所を利用しなければ購入することができません。(コインチェックで取り扱われていますが、2018年9月現在は新規購入停止中)
Factomを取り扱っている取引所は、ポロニエックス(Poloniex)やBittrex(ビットレックス)、BCEXなどがあります。

ポロニエックス(Poloniex)
Bittrex(ビットレックス)

セキュリティ性の面ではあまり積極的におすすめすることができませんが、取引所のウォレット機能を利用するという選択肢もあるでしょう。

取引所のウォレット以外にも保管場所は必須!

Factomを手間掛けずに管理するには取引所のウォレットを利用するのが最も楽ですが、セキュリティ面に不安を感じるのも確かです。
少額の資産を保管するには取引所でも良いですが、多くの資産を保管しておく場合、オフラインで管理できるエンタープライズウォレットやファクトイドペーパーミルの利用をおすすめします。

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Wallet Press編集部

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