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仮想通貨ネオ(NEO)に対応したウォレットは?

ネオは時価総額1,000億円を超える仮想通貨です。時価総額ランキングでも10位~20位あたりといつも上位に位置しています。
2018年9月時点でネオを取り扱っている日本国内の仮想通貨取引所はありません。ネオを取り扱うためには海外の取引所に口座を開設する必要があります。海外の取引所を利用するにあたってはセキュリティ面に不安を感じる人もいるでしょう。そこで今回はネオを安全に保管できるウォレットを紹介します。

仮想通貨NEO(ネオ)の特徴とは?

ネオの特徴は、DBFT(Delegated Byzantine Fault Tolerance・ビザンティン耐障害性コンセンサスメカニズム )と呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムです。
コンセンサスアルゴリズムといえばビットコインで採用されているPoWやイーサリアムが移行を考えているPoSなどが代表的なもの。ネオが採用しているDBFTはどちらとも異なっています。

いったいどのような点においてPoWやPoSと違いがあるのでしょうか?
何より大きな違いはマイニングに関わる人全てに報酬が配られる点です。まずDBFTではPoWでいうマイナー 、あるいはマイニングマシンのことをノードと言い、DBFT内でノードは、ブックキーパーとネオ保有者の2種類に分かれます。
ブックキーパーの役割は新しいブロックを生成すること。誰もがブックメーカーになれるわけではなく、ネオ保有者に選ばれなくてはブックキーパーにはなれません。
逆にネオ保有者はネオを保有するだけでなることが出来ます。しかし上述のとおり、ブックキーパーを選ぶことはできますが、承認作業に参加することはできません。このように直接承認作業にかかわらないネオ保有者も、間接的にマイニングに関与できるのがDBFTなのです。

NEO(ネオ)を安全に保管できるおすすめウォレットは?

NEON wallet(ネオンウォレット)


ネオの公式ウォレットです。WindowsだけではなくMacやLinuxにも対応しているデスクトップウォレットになります。無料で使えるところもネオンウォレットの特徴のひとつです。
ただし、ネオンウォレット は、ネオの関係者が直接開発に関与しているわけではありません。公式となっている理由は承認を受けているためです。

仮想通貨としてのネオの中には、取引所などを中心として扱われているネオと、マイニング報酬として配られるネオガスに分けられます。ネオンウォレットではネオとネオガスの両方を保管することができます。

ネオの特徴で解説したとおり、ネオのマイニング報酬はネオ保有者であれば誰もが受け取ることができます。そのためネオンウォレットに一定量のネオを保管しておけば、ウォレット内に保管しているネオガスが勝手に増えていきます。
しかし、取引所のウォレットにネオを保管しているだけではネオガスが増えることはありません。長期保有を前提としている人は、ネオンウォレットを準備することをおすすめします。

ネオンウォレットの公式サイト

NEO APP


NEO開発者によって作られたウォレットがNEO APPです。NEO APPはネオの公式サポートでも紹介されている公式のウォレット。先に紹介したネオンウォレットは今のところデスクトップ専用であるため、スマートフォン上で仮想通貨の管理を行っている人は、NEO APPを使うと便利でしょう。

NEO APPの特徴は、必要となるブロックチェーンの一部のみを参照していることです。2015年から開発されているネオのブロックチェーンは、9月23日時点で276万ブロックまで生成が完了しています。
ネオのブロックサイズには差があり、平均すると1,000バイトから3,000バイトほどの大きさに収まっていますが、1ブロック1,000バイト未満のものもあれば4,000バイトを超えるものもあります。276万ブロックもあるネオのブロックチェーンを全てダウンロードしようとすると、1ブロック1,000バイトと考えても2.76ギガバイトもの容量になります。スマートフォンで2.76ギガバイトもの空き容量を用意しておくことは容易ではありません。NEO APPではブロックチェーンの一部のみ参照することで、必要となる容量を減らすことができるわけです。

一方NEO APPの問題点として、Android版しか対応していない点があります。iOSのスマートフォンを使っている人は、別のウォレットを使う必要があります。

NEO APPの公式サイト

O3 Wallet


O3ウォレットはモバイル上でもデスクトップ上でもネオの保管状況を確認できるウォレットです。NEO APPではAndroidにしか対応していませんでしたが、O3ウォレットならばiOSも無料で使うことができます。
ネオガスにも対応しているため、報酬の受け入れ先としても使うことが可能です。ただし、O3ウォレットはネオンウォレットやNEO APPと異なり、公式という扱いにはなっていません。

O3 Walletの公式サイト

Ledger Nano S


ハードウェアウォレットで知られるLedger Nano Sもネオに対応しています。セキュリティを重視している人ならば、インターネットに接続する機会を限定できるハードウェアウォレットがおすすめです。

また、Ledger Nano SはNEON Walletとの連携も可能になっています。ハードウェアウォレットというとLedger Nano S以外にTrezorがありますが、Trezorはネオには対応していません。

Ledger Nano Sの公式サイト

取引所のウォレット以外にも保管場所は必須!

2018年9月現在、仮想通貨取引所もサイバー攻撃に対策するべく様々な工夫を凝らしています。しかし取引所が本当に対策を実施しているのか外側からでは判断できません。
また、ネオのマイニング報酬であるネオガスを受け取るためには、ネオガスに対応しているウォレットの準備が必要になります。
自分自身のセキュリティ意識を高めるために、またマイニング報酬を受け取るためにも、取引所のウォレット機能以外に独自の保管場所を用意しておくことをおすすめします。

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