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仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)対応のおすすめウォレットは?

イーサリアム(ETH)のハードフォークによって誕生したイーサリアムクラシック(ETC)。イーサリアムの能力を受け継ぎながら独自の発展を遂げている仮想通貨として人気も高く、2018年9月現在で時価総額16位の位置にランクインしています。
人気の高い仮想通貨なので日本の取引所でも取り扱っている所が多いですが、取引所での長期保管はコインチェック事件などの例もあり、セキュリティ面で不安がつきまといます。その不安を解消してくれるのがウェブウォレットという存在です。
この記事では、イーサリアムクラシックを購入しようとしているトレーダーに向けて、イーサリアムクラシックを安全に管理することができるウェブウォレットについて紹介します。

仮想通貨EthereumClassic(イーサリアムクラシック/ETC)の特徴とは?

イーサリアムクラシック(ETC)は「The DAO事件」と呼ばれるイーサリアムの不正送金事件をきっかけにして誕生した仮想通貨です。
この「The DAO事件」とは、イーサリアムを活用したプロジェクトであるThe DAOというサービスがハッキングされ、当時の価値で換算して約65億円分ものイーサリアムが不正に送金されてしまった事件です。
イーサリアムはこの不正送金の解決のために「ハードフォークを行ってイーサリアムをハッキング以前の状態に戻す」という方法を取ったのですが、この“イーサリアムが介入する”という方法が仮想通貨の開発理念である「非中央集権性」に反する対応だとして反発する人々がコミュニティを形成し、従来通りの「非中央集権性」を貫く仮想通貨としてイーサリアムクラシックが誕生しました。
イーサリアムクラシックとイーサリアムの大まかな違いは2つあります。
まずは発行枚数です。イーサリアムは発行枚数の上限が設定されていませんが、イーサリアムクラシックは2億1000万枚~2億3000万枚という発行上限が設定されています。
次がIoTアプリへの活用です。イーサリアムは分散型アプリケーションのプラットフォームとしての活用がメインですが、イーサリアムクラシックは電子デバイスを通じてインターネットとモノ(センサー機器・車・建物などのありとあらゆる物)とを結ぶIoTアプリへの活用をメインとしています。

EtherumClassic(イーサリアムクラシック/ETC)を安全に保管できるおすすめウォレットは?

ClassicEtherWallet


ClassicEtherWalletはセキュリティ能力が非常に高いウェブウォレットで、イーサリアムクラシックの公式ホームページでも管理用としてオススメされているウォレットです。日本語にも対応していますので、日本人のトレーダーでも簡単に設定や操作を行うことができます。
ClassicEtherWalletは紙に記録して保管するペーパーウォレットとしての機能もありますので、オンラインで取引を行うだけでなく、インターネットに接続していないオフライン状態での取引の作成や仮想通貨の管理を行うこともできます。オフラインで管理するためハッキングの心配が無いという点が、ClassicEtherWalletを使用する最大のメリットです。
デメリットは、仮想通貨の送金の際に必要な「秘密鍵(送金アドレスのパスワード)」をオンライン上に記録できず、オフライン上で自分自身が管理しなくてはいけないという点です。もしも秘密鍵を紛失してしまった場合は、保管していた資産をすべて失ってしまうので厳重な管理が必要です。

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ClassicMask


ClassicMaskはGoogle Chromeの拡張機能の1つです。Google Chromeの拡張機能なので、Google Chromeのブラウザを立ち上げている時のみしか使用できません。
このClassicMaskのメリットは、目的や用途に応じてアカウントを複数作成することができるという点です。普段使い用・長期保管用といったようなウォレットの使い分けを、ClassicMaskだけで行うことができます。
また、送金アドレスを使い分けて送金を行いたい時も、ClassicMaskを使えば簡単に複数のアドレスを作成することができます。
デメリットとしては、日本語未対応であるという点です。表示は全て英語になりますので、英語が苦手な人は設定や操作に手間取ってしまうかもしれません。

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Bitpie(ビットパイ)


豊富な対応通貨とセキュリティ能力の高さで人気のウォレットが、このBitpie(ビットパイ)です。Bitpieは2018年3月に日本語版がリリースされており、さらに日本向け公式ホームページも開設されていますので、日本人トレーダーでも簡単に利用することができるようになっています。
Bitpieは40種類以上もの仮想通貨に対応しているウォレットですので、イーサリアムクラシックだけでなく、複数の仮想通貨の保管に適しているウォレットとなっています。
また、12個の秘密鍵をメモでしか保管できない(スクリーンショットだと文字列が入れ替わってしまって撮影できない)という徹底したマルチシグによる管理ですので、セキュリティが非常に高く、世界中のトレーダーから信頼されています。
使用にあたってのデメリットが特になく、完全無欠のウェブウォレットだと言えます。
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Jaxx


Jaxxはビットコインからマイナーなアルトコインに至るまで、実に30種類以上の仮想通貨に対応しているウェブウォレットです。
Jaxxはマルチプラットフォームを採用しており、PC版だけでなく、スマートフォンやタブレット端末用のウォレットアプリもリリースしています。PCとモバイル端末(スマホ・タブレット)を連携させて使用することができるので、外出先でも仮想通貨の管理を行うことができます。
デメリットとしては、日本語未対応という点とセキュリティ面で若干の不安があるという点です。Jaxxはかつてセキュリティの危弱性を突かれてハッキングにあい、40万ドル相当の仮想通貨が盗難されたことがあります。
このセキュリティ面の問題を考えれば、Jaxxは多額の仮想通貨の長期保管用ではなく、頻繁に取引を行う人向けの少額使い切り用のウォレットとして使用するのが適切だと言えます。
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Ledger Nano S


Ledger Nano Sは、PC・スマホなどに接続する外部端末(USBスティックやカード)を使ったハードウェアウォレットの1つです。ハードウェアウォレットは使用していない時は完全オフライン状態になるのでハッキングの心配がなく、さまざまなウォレットの中でもセキュリティ能力が最も強固なタイプのウォレットとして知られています。
Ledger Nano Sは30種類以上の仮想通貨に対応しており、しかも4~5種類の銘柄を1台で管理することができるという機能性の高さから、ハードウェアウォレットの中でも特に人気が高いウォレットです。
また、Ledger Nano Sはイーサリアムクラシック(ETC)を直接保管できる数少ないハードウェアウォレットとしても有名です。
デメリットとしては、購入のために数万円のコストがかかるという点と、PC等に接続しなくては使用できないため、普段使いに向いていないという点です。
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取引所のウォレット以外にも保管場所は必須!

仮想通貨の開発理念である「非中央集権性」を貫いているイーサリアムクラシック(ETC)は、仮想通貨の支持者たちから根強い支持を受けて続けている銘柄です。常に安定した価値を保っているためトレーダーからの信頼もあつく、日本での取引量も今後ますます増えて行くことが予想されます。
それに合わせてイーサリアムクラシックを取り扱う取引所も増えて行くと思いますが、今なお取引所へのハッキング攻撃は後を絶ちません。自分の購入したイーサリアムクラシックを安全に管理したいのなら、取引所とは別の専用のウォレットに保管することをおすすめします。

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Wallet Press編集部

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