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仮想通貨ウォレットはどうして安全? 公開鍵、秘密鍵はどんな仕組み?

普段から何気なく取引所で売買している方は多いと思うのですが、実は仮想通貨を取引所に預けっぱなしにしておくのは危険。リスクから守るためにはウォレットが必要です。
また、ウォレットは日常の買い物で仮想通貨による決済を利用するためにも使われます。
そんなウォレットは種類が豊富であり、全ての仮想通貨取引所がウォレット機能を備えています。
その他にも、個人で管理するためにウェブやスマホを利用したウォレット、紙媒体で保管するペーパーウォレット、USBメモリなどで保管するハードウェアウォレットもあります。
この記事では仮想通貨ウォレットが安全である理由や、ウォレットに保管した仮想通貨を守るために使われる公開鍵や秘密鍵の仕組みについて紹介します。

仮想通貨ウォレットはどうして安全なのか


仮想通貨は特定の国家で管理されていない全く新しいタイプの通貨です。円やドルなどの法定通貨と異なり、特定の国家にインフレやデフレが起きても影響を受けず、また海外への送金でも大きな手数料がかからないことがメリットです。
しかし、取り扱いは完全な自己責任になるので、何らかのトラブルで紛失や盗難の被害に遭っても誰も助けてくれません。

2008年にビットコインの論文が発表されて、10年が経ちました。その間にビットコインは世界規模で普及するようになり、それに伴ってビットコイン自体の価値も100万円に届くようにもなっています。それだけに悪質なハッキングの標的にされやすく、取引所の管理の不備によって仮想通貨が盗まれた事例がいくつもあります。

そのため、仮想通貨トレーダーには自身の通貨を能動的に守る責務が生まれてきています。
取引所もセキュリティを固めていますが、それでも必ず守り切れる保証はありません。保証制度を取り入れている取引所もありますが、基本的には自分でウォレットを用意することも意識しましょう。

また、ウォレットに仮想通貨を保管してもそれで安全になる訳ではありません。パスワードを忘れてしまったり、ウォレットごと紛失したりすれば、保管した仮想通貨を復元することは難しいのです。

ウォレットは仮想通貨を守るための技術は高いですが、その分だけ利用する側もきちんと管理しなければいけません。セキュリティが高いことは取り出しにくいことでもあり、初心者の方は管理に気を配ることが大事です。
ウェブやスマホでアプリを利用するのであれば、利用する端末がウイルスに感染されないようにセキュリティを固めてください。

また、アクセスに必要なパスワードも誰にも見られないようにメモを残しましょう。ペーパーウォレットやハードウォレットは、傷が付かないように安全な場所に保管するべきです。
ウォレットは優れたセキュリティを誇るものが多数あるので、ぜひともその使い方を理解した上で仮想通貨を保管しましょう。

ウォレットの重要ワード、公開鍵とは?


まずは公開鍵について説明させていただきます。
仮想通貨を受け取るにはこの公開鍵というものが必要で、これはあらかじめ第三者に公開しておく鍵を指します。
ハッシュ関数と呼ばれる文字列から構成され、QRコードを読み取ることでウォレットに送金を行うことができます。また、この公開鍵があるからこそ、仮想通貨のアドレスを作成することができます。

ウォレットの重要ワード、秘密鍵とは?


秘密鍵とは銀行口座の暗証番号のような重要な鍵に該当します。
この秘密鍵は英数字によってランダムに作成され、仮想通貨の所有権を証明するために必要な重要な鍵です。取引を行うと同時に設定されるので、絶対に秘密鍵が漏れないように気を付けましょう。

もちろん、外部に秘密鍵を教えることもしてはいけません。
送金や決済など、外部に仮想通貨を送る機会が訪れた時に秘密鍵を求められたとしても、教えるのはNGです。

ウォレットの重要ワード、アドレスとは?


個人で仮想通貨のやり取りをする際にはウォレットのアドレスが必要です。公開鍵とアドレスは同一視されがちですが、この二つは別物と考えてください。
私達が普段利用している日本円、それを保管する銀行口座で例えるなら、口座番号と考えましょう。そしてウォレットの場合はPCやスマホなどの電子端末さえあればすぐに送金を行うことができるので、銀行の振り込みのようにATMまで足を運ぶ手間も省けます。

ただし、送金をする際にはきちんとアドレスが間違っていないか、入念に確認が必要。アドレスは1文字でも間違えてしまうと、全く別のウォレットに送金されてしまう可能性もあり、そうなってしまっては誤送信した取引所に問い合わせる必要があります。最悪、取り戻せないリスクも潜んでいるでしょう。

また、何かのプロジェクトで仮想通貨を送金する際は、それがきちんと正しいビジネスであるかも考えてからにするべきです。ICOと呼ばれる仮想通貨によるクラウドファンディングは増えていますが、近年では詐欺も増えています。良心的なプロジェクトは多いですが、何かに投資をする場合はプロジェクトの情報をしっかりとチェックしましょう。

相手側のアドレスを入力する際はコピー&ペーストで行うのが無難です。その上で送金額が間違っていないかをチェックし、トラブルが起こらないように気を配りましょう。
友人や家族同士でウォレットのアドレスを見せあえば、買い物や旅行で集金をする際に役立ちます。近年ではビックカメラやメガネスーパーなどの大型店舗でもビットコインによる決済を取り入れるようになり、またビットコイン用のATMも増えています。それだけ、仮想通貨の将来性は高くなっています。

そしてビットコイン以外に、モナコインやネムなどのアルトコインも決済に導入されるようになりました。イーサリアムも、ブロックチェーン上で独自のアプリケーションを作成する環境が整っており、またスマートコントラクトによって将来性が期待されています。

この10年間で仮想通貨の決済は世界規模で広まるようになり、また仮想通貨の価値も爆発的に上がっています。値段自体は下がることがあっても、その技術は確かに評価されているでしょう。
給料にビットコインが支払われる企業が出てくるようになり、私たちの生活に身近な「新しいお金」になりつつあります。
ウォレットを所持していれば今後、そういった様々なシステムの変化にも対応できるので、非常に便利だと言えるでしょう。

ウォレットの仕組みを知って通貨を安全管理しよう


仮想通貨による決済を利用したい場合は、きちんとウォレット自体の特徴を理解し、外部に秘密鍵が奪われないように気を付けることが大事です。ウォレットは仮想通貨を守る手段として優秀ですが、それを発揮するには利用者も知識を身に付けなければいけません。ウォレットのパスワードや秘密鍵は厳重に管理するべきですし、利用する端末がウイルスやハッキングの被害に遭わないようにセキュリティを固めておくことも重要です。繰り返しますが、仮想通貨の取扱は自己責任。慎重に扱うようにしましょう。

ウォレットをきちんと扱えるようになれば、自分が保有する仮想通貨を守ることもできます。そのためにもウォレットの仕組みについてきちんと把握しておくことがおすすめです。

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